オレグ•ベレズツキーは、ミニマリズムと表現主義のユニークな組み合わせを用いた神秘的な絵画を描くロシアのアーティストです。彼の制作に対する客観的かつ冷静なスタイルは、使用する媒体の巧みな取扱いにおいて、卓越した多才ぶりを発揮させてくれます。意図的な思いによって描くのではなく、オレグは形が自然に、そして無意識のうちに生まれることを可能にさせるのです。

オレグの作品の大半は目に見える物語を欠いているにも関わらず、彼の筆使いは活力、ハーモニー、そして豊かな表現に満ちています。作品構成のシンプルさがインクという媒体の流動性をとらえ、それぞれの形の関係性の大切さを実感させてくれます。作品の構成はローカス•オブ•コントロールに疑問を投げかけるのです:形はどのテーマにも支配されず、かつアーティストの意思をも支配しない。それらの統一の根源は、とらえ所のないままです。

オレグのそれぞれの作品はイメージの本質を還元したものであり、その結果、彼いわく、思いや感情とは無関係に作品が直接的な理解によって解釈されるのです。創作過程における彼のオープンで自由なアプローチは、その理想に更に近づけさせてくれます。アイデンティティと伝統から自らを分離させることによって、毎回、初めて制作したかのような作品を生み出してくれます。彼の作品はその結果、アーティストと観る者とは別に、自身の空間に身を置く個別の物質として存在するのです。

オレグはロストフ•ナ•ドヌ、ロシアで生まれ、建築、グラフィックデザイン、音楽等、多分野で活躍した後、絵画の道に入りました。様々な美術館で展示をしており、彼の作品はドミトロフスカヤ、ロストフ•ナ•ドヌのMuseum of Modern Fine Artで収蔵されており、またロシアおよびアメリカでプライベート•コレクションとしても作品が収蔵されています。 


• 2011 年 個展、Rostov Regional Museum of Fine Arts、ロストフ・ナ・ドヌ、ロシア


• 2012 年 個展、 The Museum of Modern Fine Art、ドミトロフスカヤ、ロストフ・ナ・ドヌ、ロシア


• ドミトロフスカヤ、ロストフ・ナ・ドヌ、ロシアのThe Museum of Modern Fine Artにて作品が収蔵されており、またロシアおよびアメリカでプライベート•コレクションとしても作品が収蔵されています。